眼精疲労

眼精疲労とは｜筑西市かがやき「輝」鍼灸整骨院

物を見ているだけで眼の周りに不調をきたし、酷くなると全身的にも影響が現れてしまい、休憩や睡眠をとっても十分に回復しない疲労症状を「眼精疲労」と言います。一方、休憩によって回復する疲れ目は「眼疲労」と言われます。
眼精疲労の主な原因は目の酷使することです。テレビを長時間見続ける、スマホやパソコンで長時間作業するといった生活習慣が原因になるケースが多いと言われますが、その環境も重要です。
照明のちらつきや画面の映り込みといった光刺激がある環境や、空調機などの風が当たって目が乾燥する環境は目の疲労を悪化させる一因になります。また紫外線やハウスダスト、周囲の騒音なども眼精疲労に影響することもあります。さらに合わないメガネの使用や長時間のコンタクト装着も目の負担になりますし、ストレスによる自律神経の乱れから涙の量やまばたきの回数が減ることによって眼精疲労が起こることもあります。
眼精疲労は目を酷使した疲労だけでなく、近視や遠視などの屈折異常やドライアイといった目の病気や目とは関係のない全身の病気の一症状として発症することもあります。また最近ではスマホやパソコンなどのディスプレイを用いた長時間の作業によって目や身体、心に影響が出るVDT症候群の１つとして発症する人も増えています。
症状としては目が重い、なんとなく目が痛い、まぶしく感じる、目が充血する、目が乾くなどの目の症状や肩こり、イライラ感、頭痛、疲労感など全身の症状が現れます。
治療は一般的には目を酷使する生活習慣の改善、点眼薬があげられます。