ヒールの高い靴を履く機会の多い女性は外反母趾に要注意!
- 足の親指が人差し指の方へくの字に変形している
- 足の親指の付け根の痛み
- 足の親指の付け根にタコがある
- よくヒールの高い靴を履く
- 偏平足
外反母趾とは?
外反母趾とは、足の親指が小指側に変形し「くの字」になる状態をいいます。主な原因は合わない靴です。特にハイヒールによって外反母趾になる女性が多く、その他に関節リウマチの合併症、加齢による筋力の低下、肥満などによる足のアーチによっても生じます。進行すると、普通の靴でも痛みや違和感を生じ、歩くだけでも痛みを生じます。
外反母趾の痛みの原因
①歩き方
現在、大人だけでなく小中学生の子供にも外反母趾が増えています。原因としては、足底の筋肉の未発達が考えられます。外で遊ぶことが少なくなったこと、裸足で歩くことも少なくなり、しっかり足指を使って歩かず足指の付け根で歩くからです。
②靴
緩い靴やヒール、パンプスなどが原因です。緩い靴は、脱げないように無意識に足指を上げたりするので、足底筋群の低下に繋がり指の力がうまく地面に伝わらず、その分親指の付け根への衝撃が大きくなるからです。
運動不足
現代の日本は、便利なものが増え歩く機会も減少したことが現状です。その為、運動不足による足底筋群の低下も一つの原因です。
外反母趾の施術方針
当院では、まず患部の痛みの有無、変形の度合い、全身の骨格の歪みを確認いたします。その後、患部周辺組織の癒着除去(筋・筋膜・靭帯など)を行い、超音波により血流の確保を行います。
変形のある場合や、痛みの強い場合はテーピングやを行う場合もあります。かなり変形の高度な場合は手術の対象になる場合もございますので、痛みの無い方でも気になった方はお気軽にご相談くださいませ。