筑西市の鍼灸院による健康情報
今週もあおやま鍼灸整骨院グループが健康情報をお伝えします!!
本日は二日酔いについて
早いもので今年も、もう9月となりました。涼しくなりお酒を飲む機会が多く、二日酔いに悩まされる人も多いことでしょう。今月はお酒を飲んだ翌朝、後悔しないためのちょっとした工夫をご紹介します。
二日酔いの症状
アルコールを摂取すると、肝臓でADHとMEOSの2つの酵素によって分解(解毒)されます。この分解過程でできるアセトアルデヒドは毒性が非常に強く、これが脳に作用すると、頭痛、吐き気などの悪酔い状態になります。また、副腎を刺激して、心臓の脈拍を早めたり、顔を高潮させたりします。痛飲した翌朝、体内にアセトアルデヒドが残っていると、二日酔いの症状となります。
この酵素の低い人は、分解に時間がかかるため、酔いが早く回ったり、長く続きます。日本人の約4割がアセトアルデヒドの分解に時間がかかり悪酔いしやすいタイプです。
お酒を飲む前に ~二日酔いを未然に防ぐ~
空腹時には酒を飲まないこと。どうしても飲まなくてはいけないときはコップ半分の牛乳を飲む。
おつまみを食べながら飲む。
休肝日を作り肝臓を休める。目安として週2日。
短時間に酒を飲まない。一気に酒を飲むと急に酔っ払って危険。
お酒を飲みながら ~肝臓の解毒作用を助けるおつまみを~
お酒のおつまみは高タンパクなものがよく、胃の粘膜を保護し、酒を解毒する酵素をふやします。酒の酸性を中和するアルカリ性食品もよいでしょう。
土手鍋(かきの味噌仕立て)、冷奴、イカさし、きんぴらごぼう、たこ、チーズ、酢の物、煮魚、肉じゃが、レバニラ炒め、納豆などのおつまみがおすすめです。
仲間とよく話し、笑い、楽しく飲む酒が良いですね。
二日酔いになったら・・・
~アルコールの分解を早め、肝臓や胃腸をいたわる食べ物をとる~
二日酔いになったら、血液中のアセトアルデヒドを早く体外へ排出することがベストです。それには利尿作用のある濃いお茶やうすいコーヒーが有効です。ハチミツや果物の果糖は血液中のアルコールの濃度を下げる働きがあります。タンポポ茶には解毒作用があり、肝臓を元気にします。俗に言う「迎え酒」は肝臓の負担を増やすだけで良くありません。
二日酔い軽減に効果のある食べ物
甘柿・干し柿
柿に多量に含まれる果糖が、血液中のあるコールを分解させる速度を早めます。豊豊富なビタミンCとタンニンが血中のアルコールを排出します。干し柿はスプーンでつぶしてお湯を入れて飲んでもよい。
大根おろし
二日酔いで弱った肝臓や胃腸の働きを高め、不快感や食欲不振を取り去る効果があります。大根に含まれているビタミンCには肝臓の働きを助ける作用があります。
酢しょうが湯
しょうがには吐き気をとめる作用があります。吐き気や食欲不振、頭痛や胃痛などが伴う二日酔いには、酢しょうが湯がよく効きます。
(作り方)薄切りのしょうがを4日ほど酢につける。しょうが2~3切れとハチミツをカップに入れてお湯を注ぐ。
ぬるめのお風呂
酒を飲みすぎた翌日は、水分を十分に補給してから、ぬるめのお湯にじっくりつかり、ゆっくり汗をかくとよいです。飲酒後の熱いお風呂やサウナは心臓に負担をかけるので厳禁です。
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